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磯ヒラメ釣行:流れを読んでつかんだ一枚

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ヒラメ

夕マズメ、日が落ちるまでの1時間半。
この日は潮の動くタイミングを狙って磯に入った。
狙いはヒラメ。
ベイトの気配は十分で、海面のあちこちで小魚が追われるような波紋が立っていた。

この状況なら、魚は絶対いる。
そう確信して、まずは流れの本流筋を選択。
潮が当たって払い出す一級の場所だが、数投しても反応はなし。
雰囲気は完璧なのに、生命感が遠い。
「悪くないけど、違うのか…」そんな違和感を抱きつつ、少しずつ立ち位置を変えながら探る。


すると、少しワンド状になった場所に目が留まった。
潮が回り込み、ベイトが溜まりやすい地形。
こういう場所は潮が緩んで見えるけど、底を流すと意外と複雑に動いている。
ここで、ルアーはファルクラム
潮を横切るようにキャストして、ドリフト気味に通していく。

それでもしばらくは反応がない。
立ち位置を変えては投げる、を繰り返しているうちに、ふと「流れに合わせて立つ」ほうがナチュラルに通せると感じた。
思いきってその方向に移動。


移動してすぐの一投目。
リトリーブ中に「ゴン」と明確なバイト。
しかし…乗らず。

一瞬、悔しさで心が揺れる。
でも、魚は明らかにいる。
むしろ、今がチャンス。

気持ちを切り替えて、同じコースに再びキャスト。
流れを感じながら、一定のリズムで巻く。
そして数巻き目で――ドンッ。
今度はしっかり乗った。

手元に伝わる重量感。首を振るようなトルクのある引き。
「間違いなくヒラメだ」と確信して慎重に寄せる。
水深はわずか2mほど。最後は足元での突っ込みをいなして、無事ランディング。


上がってきたのは47cmの肉厚ヒラメ。
夕マズメの光の中で、金色に輝く魚体が美しかった。

浅場でも、潮とベイトが絡めば魚は入ってくる。
今回の釣行で改めて感じたのは、
いい場所とは、深さではなく“通り道”で決まる」ということ。

本流で食わなくても、少し外したワンドに魚が着く。
そして、わずかな立ち位置の違いが結果を変える。


【Tackle Data】
Rod:ダイワ ラブラックス
Reel:22ステラ
Lure:ファルクラム


潮・ベイト・立ち位置。
この3つの組み合わせが噛み合ったとき、釣りは一気に面白くなる。
短時間釣行でも、流れを読む力があればチャンスはある。

次はこの感覚を活かして、もう一枚サイズアップを狙いたい。

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