釣った魚はせっかくなら、できるだけおいしく食べたい。
そのためには「締め」と「血抜き」が欠かせません。
ただそのたびに道具が増えていくのも正直面倒で、
荷物はできるだけコンパクトにしておきたい派。
今回試してみた**第一精工の「ハンドルナイフ」**は、そんなニーズにちょうどハマる一本でした。
🧰 一本で「締め」と「血抜き」の両方をこなせる道具
このナイフの最大のポイントは、一本で脳締めとエラ切りの両方ができるところ。
ピックのように細く尖った先端は脳締め用。
グリップに収まる小さめのナイフ刃でエラをカット。
シンプルな仕組みだけど、実際の使用感はかなり良好。


🧠 脳締めは、小物も大物もいける
今回の釣行ではメバル〜45cm超えのアコウまで試しましたが、どちらもしっかり締めることができました。
- メバルのような小型魚にも刺しやすく、外しやすい。
- でかいアコウの硬い頭にも、先端が鋭くしっかり入る。
ナイフで無理に脳を狙うより、ピック状のこの形状の方が断然扱いやすいです。
🔪 エラ切りは「普通に使えるレベル」
エラを切る方のナイフも、切れ味は**“しっかり切れる”という印象**。
特に驚きはないけど、アコウのエラも問題なくスパッと切れて血抜きもスムーズでした。
ナイフはグリップに差し込まれていて、必要な時に引き出すスタイル。
多少濡れていても手が滑る感じはなく、しっかり使えます。
🧼 洗いやすさと注意点
道具としての後片付けもしやすく、全体的に洗いやすい形状。
ただ一つ気になったのは、ナイフを差し込むグリップ部分の穴。
ここだけは中まで水が入りやすい構造なので、
- 汚れが残りやすい
- 乾きにくい
という点が少し気になりました。使用後は、タオルで穴の中も軽く拭いて乾かすと安心です。
🎒 携帯性・収納性
グリップ部分がナイフカバーにもなるので、これ一つで安全に持ち運べるのはありがたい。
形もスリムで、道具箱や小物ケースにスッと入るサイズ感。
ぶら下げておいても邪魔にならず、磯場や堤防釣りでも安心して使えます。
👤 こんな人におすすめ
このナイフは、特にこんな人に向いています:
- 「持ち帰る魚はできるだけ美味しく処理しておきたい」
- 「道具をコンパクトにまとめたい」
- 「ピックとナイフを別々に持つのが面倒」
魚を締めて持ち帰る人なら、一つ持っておいて損はないアイテムだと思います。
⏳ 今後の経過について
今回は初使用でしたが、今後は以下の点を様子見していきます。
- サビの出やすさ
- 切れ味の持続性
使用を重ねて気づいた点があれば、追記していこうと思います。
🎯 まとめ
第一精工のハンドルナイフは、
「どうせ持って帰るならちゃんと締めて、少しでも美味しく食べたい」
そんな釣り人の気持ちにちょうどいい一本でした。
荷物も減るし、使い勝手も良好。
この先も自分の釣行で活躍してくれそうです。
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