■ 正直、手で結んだ方が早い。でも…
自分はFGノットを手で組むのに慣れてるので、スピードだけならノットアシストを使わない方が早い。特にナブラが出たときとか、急いで結び直したいときは、迷わず手巻き。
でも、それ以外のとき、特に落ち着いて確実に結びたい場面では、ノットアシスト2.0を使うようにしてる。
その理由は「強度の安定性」。
■ 手巻きは慣れてないと、ノット切れが意外と起きる
昔、まだ手で結ぶのに慣れてなかった頃、キャストでエギやルアーがすっ飛んでいったことが何度かあった。
普通なら絶対切れないような場面で、魚がかかった瞬間にすっぽ抜けたり、リーダーがノットのところから切れたり。根掛かりしたときも、結束部分からスパッと切れて悔しい思いをした。
そのたびに「たぶん結び方が甘かったんだろうな」と思いつつも、正直、自分では気づけてなかった。
■ ノットアシストを使えば、毎回ほぼ同じ強度で組める
そこで試してみたのが第一精工のノットアシスト2.0。
最初は「補助道具だし、まああれば便利かなくらい」で使い始めたんだけど、思った以上に“強度の安定”に効果があった。
PEとリーダーをきちんと張った状態で編み込みができるから、結束にムラが出にくい。
手でやると、テンションがかかりすぎたり、逆にゆるんでたりして、見た目は同じでも強さにバラつきが出やすい。
その点、ノットアシストを使うと、毎回ほぼ同じ強度で仕上がる感覚がある。
実際、それ以降はキャスト切れも魚のすっぽ抜けも一度も起きてない。

→「張った状態で編み込めるから、強度が安定しやすい」

→「テンションムラが減って、毎回キレイに仕上がる」

→「手のひらサイズで軽量。バッグに1つ入れておくと安心」
■ 初心者こそ、最初からこれを使った方がいいと思う
個人的には、これからFGノットを覚える人ほどノットアシストを使うべきだと思ってる。
理由は単純で、せっかく釣れた魚を逃したり、高いルアーを飛ばして失うのって、めちゃくちゃモチベーション下がるから。
ちゃんと組めてるつもりでも、慣れるまでは強度にブレが出やすい。だったら、最初から安定して組める道具を使った方が、釣り自体が楽しくなる。
■ 価格だけ見ると高め。でも結果的にはお得
たしかに、ただの補助ツールと考えると、ノットアシスト2.0は少し値が張る。
でも、冷静に考えると、高価なルアーやエギを1つか2つ飛ばしてしまえば、それだけでほぼ元が取れる。
結び直しの失敗が減ることで、釣行のストレスも減るし、釣りの流れもスムーズになる。
何より、信頼できる結束が毎回できるっていう安心感は、思っている以上に大きい。
■ PEラインの唯一の欠点をカバーできる道具
今やPEラインは、感度・飛距離・強度、どれをとってもメリットだらけ。
でもその唯一の弱点が「結束の難しさ」。ここをどうカバーするかが、特に初心者にとっては大きなハードルになる。
ノットアシストは、まさにその一点を確実にサポートしてくれる道具だと思う。
釣りの技術を覚える過程で、こういう道具をうまく使えば、失敗は減って、釣果もモチベーションも安定する。
■ まとめ:結びのミスがなくなるだけで、釣りが変わる
今の自分の使い方はこんな感じ:
- 急いでるとき(ナブラ撃ち・時合い) → 手で素早く結ぶ
- それ以外のとき → ノットアシスト2.0で確実に結ぶ
慣れている人でも、失敗するときはする。それなら、あらかじめ失敗の芽を摘んでおいた方がいい。
トータルで考えたら、早いうちに手に入れておく方が結果的にコストも安くつくと思ってる。
結びが安定するだけで、釣り全体がちょっと楽になる。これから始める人にも、長く釣りを続けている人にもおすすめできる一本です。
類似品も出回っているようなので注意してください。自分が使っているのは第一精工の物です。

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