シマノ 24 SLX 71XGレビュー｜軽さと性能のバランスが良いベイトリール

シマノの2024年モデル「24 SLX 71XG」を実際に使ってみました。軽くてパワフル、コスパ良しで、ライトゲームからアコウ（キジハタ）狙いまで幅広く使えるリールです。今はメインでこれを使ってます。

軽さと持ちやすさが抜群

まず驚いたのは、自重195gとかなり軽いところ。軽いことで感度も上がる。長時間の釣りでも疲れにくく、手に馴染む持ちやすさで操作がラクです。特に手首への負担が減るのはありがたいですね。

ギア比8.2のエクストラハイギアで巻き取り速度が速いのが特徴。軽いルアーを使った繊細な釣りや、リグ回収時の高速巻きもストレスなくこなせます。パワーも十分で、アコウ狙いのファイトでも安心してやりとりできました。

キャスト時の静かさを実現するサイレントチューン搭載で、14gくらいまでの軽量ルアーならほぼ無音で飛ばせます。ただ、14gを超える重いルアーをフルキャストすると、自分の個体では「ブォーン」と音が出ることもありました。個体差があるかもしれませんが、気になる方はチェックが必要です。

新設計のMGLスプールIIIは低慣性設計で、ナロー幅（21mm）が軽いルアーのキャスト性能を高めて狙ったポイントにスッと入れていけます。無段階調整可能なSVS∞ブレーキシステムのおかげで、初心者でもトラブルなく安心して使えます。5gテキサスも普通に投げやすい。

ドラグは5.5kgの強さで、魚とのやりとりに余裕があります。PEラインは自分は主に1号〜1.2号を使っていますが、ライトゲームからアコウまでしっかり対応できるパワーがあるのが安心ポイントです。

これだけの性能を持ちながら価格は控えめ。初心者のファーストリールにも、経験者のサブリールにもおすすめできる一本です。

軽さとパワーのバランスが絶妙な「24 SLX 71XG」。自分もかなり信頼して使っていて、ライトゲームやアコウ狙いに幅広く活躍してくれています。気になる方はぜひチェックしてみてください。