ライトゲームやアコウ狙いで、岩礁帯や牡蠣殻まわりを丁寧に攻めていく。
そんなとき、意外と釣果を左右するのがフックの選び方。
自分が今、信頼して使っているのがリューギの「LTオフセット」。
まず使ってみて実感するのは、「入り数が多いって、こんなにありがたいんだな」ということ。
● 躊躇なく交換できる=結果的に釣果につながる
アコウ狙いで根のキワを攻めていると、フックの針先はどうしても岩や牡蠣殻に当たってナマってくる。
針先が甘くなると、バイトがあってもフッキングが決まらないことがある。
でも、LTオフセットは1~4/0のサイズで10本以上入り。他社の同クラスが5~6本入りということも多い中で、この量はかなりのアドバンテージ。
「もったいないから…」と迷わずに、サッと交換できる。
この“躊躇なく替えられる”という小さな判断の積み重ねが、釣果にしっかりつながっている感覚がある。
● 刺さりも良く、強度も問題なし
針先は鋭くて、軽い吸い込みでもスッと掛かる。
メバルやカサゴはもちろん、アコウのような強い引きにも耐えてくれる十分な強度がある。
実際に、ジャコバグ3.2インチとの組み合わせで1/0サイズをよく使っているが、掛かりはいいし、伸ばされた経験もない。
ゲイプ形状やシャンク長も癖がなく、幅広いワームと相性がいい。特に扁平系のワームでもズレにくく、セッティングが決まる感じ。
● 錆びにくさは「普通」レベル。だからこそ1釣行ごとに交換している
正直に言えば、錆びにくさや防錆性能は“普通”。
海水にさらしたまま数日放置すれば、当然サビてくる。
自分は基本的に1釣行ごとに交換している。
性能をフルに活かすためにも、使い回しはしない派。
● 他社製と比べて、決定的な差はない…でも“入り数の多さ”が正義
フックそのものの性能だけ見れば、実は他社のフックと比べて劇的に優れているわけではない。
でも、それでもこのLTオフセットを選ぶのは、やっぱり**「量が倍くらいある」**から。
性能が横並びなら、交換をためらわずに使える安心感のあるほうが、実戦では結果に直結する。
● とはいえ、これが“ゴール”ではない。フック探しは続いていく
今はLTオフセットがベストに近い選択だけど、「これが最高」とは思っていない。
もしもっと掛かりが良くて、強度もあって、同じくらいの価格感で入り数も多い——
そんな製品が出てきたら、あっさり更新していくと思う。
釣りは、常に道具を見直して、ちょっとずつ進化していくもの。
その中で、このフックは今の自分の「実用ベースの基準点」になってくれている。
● まとめ:安心して交換できる“当たり前”が、釣果を変える
リューギLTオフセットは、性能に突出した部分はないかもしれない。
でも、「この本数、この価格、この安定感」——現場で使って安心できるフックという意味で、自信を持っておすすめできる。
本命の一本を逃さないために。
フックの交換をためらわないために。
“今の基準”を探している人には、一度使ってみてほしいフックです。
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